セブン&アイ・ホールディングス傘下のインターネット通販事業会社、セブンネットショッピングは3月1日、電子書籍の販売サービスをスタートした。凸版印刷子会社のビットウェイを通じて電子書籍を調達、閲覧ソフトも同社から提供を受ける。
サービス開始時点で取り扱う電子書籍は、文芸約1万9000、マンガ約1万4000、専門書など約1万2000の計約4万5000タイトル。一旦購入すると複数の端末(最大で3端末まで)で何度でもダウンロードできるため、パソコンとスマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット端末に同じタイトルをダウンロードし、状況に応じて読書端末を使い分けることも可能。
クレジットカードによる決済のほか、グループの電子マネー「nanaco(ナナコ)」の利用ポイントを支払いに充てることもできる。
市場調査のMM総研によれば、国内の電子書籍サービス市場は2010年度の640億円から15年度には約3500億円にまで拡大することが見込まれる。