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【自転車】11年の出荷台数は11.6%増と2ケタの伸び、4年ぶりのプラス

 自転車産業振興協会(東京・港区)がまとめた自転車生産動態・輸出入統計によると、2011年の自転車出荷台数(国内生産台数と輸入台数の合計)は、前年比11.6%増の1055万台と2ケタの伸びを記録した。出荷台数が前年実績を上回るのは4年ぶり。

 

 東日本大震災の直後から自転車の販売が急増、3~5月は月間の出荷台数が100万台を超えた。スポーツタイプの自転車が人気のほか、電動アシスト自転車も安定的に売れている。

 

 自転車専門店最大手のあさひの既存店売上高を見ても、3月が45.6%増、4月が18.2%増と大きく伸び、今年1月までの累計でも11.9%増と2ケタ成長となっている。ただ、12月は0.5%増、1月は6.5%増と足元の需要は落ち着いてきている。