メニュー

【消費者物価】2011年は0.3%の下落、3年連続のマイナス

 総務省が発表した2011年の全国の消費者物価指数(10年=100)は99.7で前年より0.3%下落した。変動の激しい生鮮食品を除く総合指数も0.3%の下落で、いずれも3年連続のマイナスとなった。

 

 下落率が大きかったのはテレビ(マイナス30.9%)、電気冷蔵庫(同25.9%)などの家電製品で、今年7月まで続いた特需がなくなったことで大きく値下がりした。公立高校の授業料無償化などで教育費も下がった。食料では生鮮野菜(同3.2%)の落ち込みが目立った。

 

 一方、値上がりしたのは灯油(18.4%)、ガソリン(9.6%)、たばこ(26.2%)など。