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【全国スーパー】11月の既存店は2.3%減、4ヵ月連続のマイナス

 日本チェーンストア協会が発表した加盟60社の11月の売上高は1兆399億円で全店ベースでは前年同月比2.6%増、既存店ベースでは2.3%減だった。既存店のマイナスは4ヵ月連続。10月の0.9%減に比べて下落幅が広がった。

 

 総売り場面積は4.0%増となっており、これが全店ベースでのプラスにつながっているが、既存店は苦戦が続く。

 

 商品部門別に見た既存店売上高は、食料品が2.4%減、衣料品が3.3%減、住関品が2.6%減。平年に比べて気温が高かったことから、防寒衣料や鍋物関連の食料品の動きが鈍かった。キャベツ、白菜、ばれいしょなどの野菜は昨年の相場高の反動もあって不調だった。