サークルKサンクスは12月16日、同社のエリアフランチャイザーであるCVSベイエリア(千葉市)との訴訟で和解が成立したと発表した。CVSベイエリアがフランチャイズチェーン(FC)から離脱することを認め、解決金15億円を受け取る。
2012年2月末の契約満了をもってCVSベイエリアはサークルKSのFCを離脱、同社が運営する店舗内に設置しているATM(現金自動預け払い機)の撤去費用はCVSベイエリア側が負担する。
FC契約終了から2年間は現在の店舗を他チェーンのコンビニとして運営してはならないとする競合避止義務については免除することをサークルKSが認める。
CVSベイエリアは首都圏で「サンクス」約120店舗を運営しているが、今回の訴訟和解を受けて他の大手コンビニチェーンに加盟するものと見られる。