ローソンは全国で4ヵ所目となる農業生産法人「ローソンファーム大分」(大分県宇佐市)を設立、同法人が生産したトマトを12月14日から大分県内のローソン(野菜取扱い店42店舗)で販売を始めた。
ローソンは2010年6月に初めて自社が出資する農業生産法人を千葉県で設立、その後、鹿児島県、北海道でも立ち上げた。今年度中には合計8~10ヵ所にまで増やす計画だ。順調にいけば、12年度には店舗で販売する野菜全体の約1割を自社の農場から供給できるようになる。
ローソンファーム大分は資本金500万円のうち地元の生産者グループが75%、ローソンが15%を出資した。初年度約20トン、12年度に約80トンのトマトを生産し、九州地区や近畿地区の店舗にも供給していく予定。