メニュー

【中国のネット通販】2015年に2兆元を超え世界一に、BCG調査

 大手コンサルティング会社のボストンコンサルティンググループ(BCG)は、中国のオンラインショッピング市場が2015年に2兆元(約24兆50000億円)を超え、世界一になる可能性があるとの予測を発表した。

 

 BCGの分析によると中国のオンラインショッピング市場における取引額は08年に1280億元だったが、10年には4760億元へと急拡大し、日本におけるオンライン取引額の約2倍の規模になった。

 

 店舗小売業にとっては不動産コストの高騰や非効率な物流構造が大きな障壁になっていることに加え、国土が広大なことから十分な店舗展開ができないという難点があるのに対し、オンラインショッピングはそうした制約を受けないことから競争上優位にあると同社は分析している。