ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.0%減だった。前年比マイナスは4ヵ月連続。
8月の9.4%減、9月の10.7%減から10月は4.0%減にまでマイナス幅は縮まり、11月は月後半からの創業記念キャンペーンなどもあって既存店売上高はほぼ前年並みにまで回復した。客単価は8.8%増えたものの、客数が9.0%落ち込んだ。客単価は9ヵ月連続でプラスが続いている。
そのほかカジュアル衣料系の専門店では、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態の既存店売上高が6.4%減で2ヵ月ぶりのマイナス、ジーンズカジュアルのライトオンも0.8%減で2ヵ月ぶりの前年割れとなった。