調剤薬局大手のアインファーマシーズ(札幌市)が発表した2011年5~10月期の連結業績は、売上高が前年同期比11.3%増の688億円、営業利益は39.9%増の47億円だった。
資本・業務提携するセブン&アイ・ホールディングスと一部商品の共同仕入れを始めたことなどでドラッグストア事業の粗利益率が改善、同事業のセグメント利益が5200万円の黒字(前年同期は1億8000万円の赤字)と上半期としては7年ぶりに黒字転換した。
調剤薬局事業はM&A(合併・買収)などによって店舗数と売上高が伸び、セグメント利益は28.3%増の57億円と好調だった。
10月末時点での店舗数は調剤薬局が462店、ドラッグストアが53店舗となった。
13年4月期通期では売上高1430億円(10.5%増)、営業利益96億円(19.3%増)を見込んでいる。