ファミリーマートは9月14日、50代以上の中高年層に向けた商品・サービスの開発を行う目的で「おとなコンビニ研究所」を発足させた。中高年約8000人を会員として組織化し、セミナーやコンサート、旅行などの情報提供を行っているクラブ・ウイルビーの代表、残間里江子氏を所長に迎えた。
同研究所が開発に当たった商品の第1弾として、9月21日から「包みごはんとつくね弁当」(税込460円)、「鹿児島県産黒豚ロースとんかつ弁当」(同550円)、「大人のなめらか豆腐」(同158円)の3品を発売する。
これらの商品はクラブ・ウイルビーの一般会員8人とファミリーマートの社員約20人が議論を重ね、「上質感」「こだわり」「安心感」をキーワードに商品化した。今後は10月にパスタ、サンドイッチ、デザート、サラダなど7品目、11月以降はおむすび3品目を順次発売、来年1月までに計10品目の新商品を投入する予定。おむすびの価格帯は158~178円で、通常の商品より高めの価格設定となる。