生活協同組合大手のコープこうべ(神戸市)は4月1日、弁当や総菜を組合員宅に毎日届ける夕食宅配サービス「夕食サポートまいくる」を本格的にスタートさせた。生協では全国最大規模の約165万人の組合員を有するコープこうべだが、そのうち65歳以上の高齢者が約30%を占めており、食事宅配のニーズが高いものと判断した。
食事宅配は今年1月に西宮市で試験運用を開始、4月からは同市のほか尼崎市、芦屋市でもサービスを始める。今後も順次、配送エリアを拡大していく予定。同サービスでは地域住民で構成するサポートスタッフが夕食を届けると共に、訪問時には安否確認を行うなど高齢者の生活や健康に配慮する。
食事宅配の管理システムについては、富士通が構築した。