メニュー

【全国百貨店】5月の既存店売上高は2.1%減、27ヵ月連続のマイナス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の5月の売上高は約4912億円で、既存店ベースでは前年同月比2.1%減と27ヵ月連続の前年割れとなった。既存店売上高のマイナス幅は4月の3.7%減に比べて1.6ポイント縮まった。今年に入りマイナス幅は徐々に改善しつつある。

 

 5月はゴールデンウイーク期間中に好天に恵まれたことなどから、夏物衣料などの季節商材、宝飾品・輸入雑貨などの高額品が好調に推移した。主な商品別の売上高は、衣料品が2.6%減、美術・宝飾・貴金属が0.7%減、4月に15ヵ月ぶりのプラスとなった食料品は2.4%減とマイナス成長に逆戻りした。

 

 地域別では横浜、京都、神戸がプラスに転換するなど都市部の基幹店が堅調だった反面、10大都市以外では4.0%減と地方店の回復が遅れている。

 

 主な百貨店の5月の既存店売上高は、三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越(4月1日付けで分社化した地方店舗を除く)が3.8%減、伊勢丹(地域子会社と閉鎖した吉祥寺店を除く)が4.1%減、J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店が1.4%増(地域子会社を含めると0.9%増)、高島屋が1.1%増(地域子会社を含めると0.6%増)となっている。