ローソンは９月29日、2012年２月期の連結業績予想を上方修正した。直営店売上高に加盟店からのロイヤルティ収入を加えた営業総収入は前期比10.7％増の4730億円、営業利益も同じく10.7％増の615億円となる見通しだ。従来予想に比べて営業総収入で120億円、営業利益で40億円の上ぶれとなる。
上方修正は10年３～８月期の業績が計画を上回ったことを反映したもの。米飯類やデザート、店内調理のファーストフードなどの食品や、日用品、タバコの売上げが好調に推移し、さらには夏場の気温の上昇に伴い季節商材の売上げが伸びた。既存店売上高は４月の2.6％減を除けば５％以上のプラスが続いており、とくに６月以降の３ヵ月は7.2％増、9.5％増、8.5％増と高水準の伸びが続いている。