日本百貨店協会が発表した2月の全国百貨店の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.7%増と昨年10月以来、4ヵ月ぶりのプラスとなった。
春物衣料の動きが良く主力の衣料品が0.5%増と4ヵ月ぶりのプラスとなったほか、バレンタイン商戦の菓子などの販売が好調で食料品が0.9%増と7ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
10大都市では仙台(2.8%増)、東京(1.7%増)、名古屋(2.6%増)が好調、大阪(0.4%減)、福岡(0.8%減)などは低迷した。
主要百貨店では三越(地方店を除く)が8.1%増、伊勢丹が2.6%増、大丸松坂屋百貨店(単体)が1.7%減、高島屋(単体)が0.7%増、阪急阪神百貨店が0.7%増だった。