三井不動産は９月17日、埼玉県三郷市のJR武蔵野線・新三郷駅前の再開発地に広域型ショッピングセンター（SC）「ららぽーと新三郷」をオープンする。敷地面積は８万5200平方メートル、建物は地上２階建てで店舗面積は５万9400平方メートル。178店舗のテナントが入居する。
セブン＆アイ・ホールディングスが食品スーパー「食品館イトーヨーカドー」、ベビー・子供用品専門店「アカチャンホンポ」、生活雑貨専門店「ロフト」などグループ５店舗を出店するほか、カジュアル衣料チェーン世界大手の「H&M」（スウェーデン）、「ZARA」（スペイン）と日本の「ユニクロ」が初めて同一SC内で競合する。
また、「ららぽーと新三郷」周辺は戸建住宅や物流施設の開発も進み、三井不動産は「新三郷ららシティ」として一体開発しているが、商業施設ゾーンにはスウェーデンの家具専門店「イケア」（2008年11月開業）、会員制ホールセール・クラブの「コストコ」（2009年７月開業）が先行オープンしている。
三井不動産が運営する広域型SCは「ららぽーと横浜」（横浜市、2007年３月開業）、「ららぽーと磐田」（静岡県磐田市、2009年６月開業）などに次いで、今回の新三郷で10ヵ所目となる。