セブン&アイ・ホールディングスは7月1日からグループ各店で買い物をするとポイントが優遇されるクレジットカード「セブンカード」の発行を始める。イトーヨーカドーなどグループのスーパーで発行・利用されてきた「アイワイカード」を全面刷新して名称を変更、セブンーイレブンやそごう・西武、デニーズなどを含むグループ共通カードとしての位置づけを明確にする。
グループ店舗でクレジット払いで買い物をすると買い物金額の1.0~1.5%がポイントとして加算される。グループ外の店舗で利用した場合は0.5%のポイント付与率となる。貯まったポイントはイトーヨーカドーや食品スーパーのヨークマート、スポーツ用品店のオシュマンズで1ポイント=1円として買い物に利用できる。
また、貯まったポイントはグループの独自電子マネー「nanaco」のポイントに移行し、セブンーイレブンなどnanaco加盟店で買い物に利用できるようにする。
現在のアイワイカードもそのまま使え、グループ各店でのポイント優遇などを受けられるが、更新時にセブンカードに切り替えていく。