ファミリーマートは、親会社の伊藤忠商事と茨城県つくば市が2010年3月から実施する「クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト」に参加すると発表した。
約1年をかけて、つくば市の新庁舎に近い「ファミリーマートつくば研究学園店」で、電気自動車のカーシェアリング、電気自動車用急速充電スタンド、蓄電池、太陽光発電を連携させた低炭素交通社会システムの実証実験を行う。太陽光発電システムを店舗に設置、店舗用の電力と電気自動車用急速充電器に電力を供給するほか、リチウムイオン蓄電池を導入して、太陽光で発電した電力を蓄電する。これにともなって、同社のつくば営業所に、営業車として電気自動車を1台導入する。
コンビニではローソンが今年8月から営業用車両として電気自動車の導入を本格的にスタートさせている。同社は来年2月までには東京、大阪、中部地区で計40台を導入する予定で、併せて充電スタンドを25店舗に設置する計画を表明している。