日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア11社の7月の売上高は、既存店ベースで前年同月比7.5%減と大幅な落ち込みとなった。たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」の導入効果がほぼ剥落した6月には2.3%減と14ヵ月ぶりのマイナスに転じていたが、全国的にタスポ導入効果が一巡した7月は、天候不順の影響によるアイスクリームやソフトドリンクの販売不振も加わって、落ち込み幅がさらに広がった。前月まで15ヵ月連続のプラスを維持していた来店客数も4.5%のマイナスとなった。また、新店を含む全店ベースの売上高も7455億円で5.0%減だった。