日本チェーンストア協会がまとめた会員企業62社の2月の売上高は9252億円で全店ベースでは前年同月比0.9%減、既存店ベースでは0.6%増だった。既存店は27ヵ月ぶりに前年実績を上回った。総店舗数は274店舗の減少、総売り場面積は0.9%減だった。
商品部門別(既存店ベース)では、食料品(0.5%増)と住関品(1.7%増)が堅調、衣料品は1.5%のマイナスだった。食料品では相場高の野菜が売上げを押し上げたほか、節分関連の恵方巻や和菓子、バレンタイン関連のチョコレートなどの動きがよかった。住関品は医薬・化粧品がよく売れた。
一方、経済産業省が発表した2月の商業販売統計速報でもスーパーの売上高は既存店ベースで0.4%のプラスだった。