パルシステム生活協同組合連合会が出荷制限中の千葉県多古町産のホウレンソウを誤って販売していたことがわかった。パルシステム千葉、同埼玉、同群馬が4月11日に会員宅に届けた「コアフード・ほうれん草」1232点のうち74点が多古町産だった。
同生協によれば、誤って届けたものと同じロットのホウレンソウを検査したところ、放射性物質の値はいずれも暫定規制値を下回っており、健康に影響を及ぼすことはないとしている。千葉県では多古町のほか旭市、香取市で産出されたホウレンソウについて4月4日から出荷制限の指示を出していた。
千葉県産の野菜については、イオンも出荷制限の対象となっている旭市のサンチュを3月30日から4月7日にかけて関東地域の57店舗で誤って販売したことがわかっている。