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【米トイザラス】買収したFAOシュワルツを店内店舗として585店で展開

 米玩具専門店最大手のトイザラスは11月1日、米国内約850店舗のうち585店舗でFAOシュワルツを店内店舗としてオープンする。FAOシュワルツは大型の玩具専門店で高価格帯商品の品揃えなどに強みを持っていたが、消費不況のあおりを受けて経営破綻、今年5月にトイザラスが買収していた。FAOシュワルツの店舗はニューヨークとラスベガスの2店舗のみとなっているが、今後はトイザラスの店舗の一角でブティック型店舗として展開していく。商品の価格帯は2ドル99セントから64ドル99セントと低めに抑える。

 

 米国の玩具市場では専門店に代わってウォルマートやターゲットなどのディスカウントストアが主役になりつつあるが、トイザラスはFAOシュワルツ、玩具ネット通販の「eToys.com」、かつての競合相手だったKBトイズなどを次々と買収、反転攻勢の構えを見せている。