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【全国百貨店】1月の既存店は1.1%の減収、3ヵ月連続のマイナス

 日本百貨店協会が発表した1月の全国百貨店の売上高は5541億円余りで、既存店ベースでは前年同月比1.1%減と3ヵ月連続のマイナスとなった。

 

 年初からスタートした冬物セールが好調で、東京や横浜などではコートなど重衣料の動きも良かったが、大雪に見舞われた北日本や日本海側などの地方都市で客足が遠のいた。都市別の売上高を見ると、東京が1.4%増、横浜が1.9%増となる一方、札幌が5.5%減、仙台が4.8%減と落ち込んだ。

 

 大手百貨店では三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越が銀座店の増床効果で5.1%増、伊勢丹が1.7%増、J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は大丸梅田店の改装工事の影響などで3.3%減、高島屋が1.7%増、エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の阪急阪神百貨店が1.3%増だった。