準大手スーパーのオークワ(和歌山市)は、12月1日から「オークワ和泉小田店」(大阪府和泉市)において顧客がインターネットで注文した商品を店舗で受け渡しするサービスを始める。日本のネットスーパーは注文商品を顧客の自宅まで届けるのが一般的だが、米国ではウォルマート・ストアーズなどが店舗での受け渡しサービスを行っている。顧客が仕事帰りなど自分の都合のいい時間に商品を受け取ることができ、配送料もかからないなどのメリットがある。オークワによれば同種のサービスは日本では初めて。
オークワが「ドライブスルー型ネットスーパー」と呼ぶ新サービスでは、駐車場の一角にある受け渡しスペースにクルマを止めてインターホンを押せば、従業員が商品を持ってきてくれる。注文は1品からでも可能。支払いは注文時のクレジットカード払いか、商品受け取り時の現金払いとなる。午後2時までに注文すれば当日午後6時までに商品を受け取ることができる。
オークワは2006年8月から和泉小田店でネットスーパーのサービスを開始、現在では10店舗で宅配型のネットスーパーを行っている。