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【市場調査】10年のシャンプー市場は0.5%減、トリートメントは3.2%増

 マーケティング調査の富士経済が行ったトイレタリー用品の2010年市場予測では、バス用品が前年比1.4%減の4119億円、トイレ用品が2.3%減の1733億円、オーラルケア用品が1.1%増の1451億円となりそうだ。

 

 注目される市場としては、シャンプーが販売単価の低下で0.5%減の1423億円と09年に続いてマイナス傾向が見込まれるのに対して、髪のダメージに悩む層が増えていることからヘアトリートメントは3.2%増の292億円と拡大しそうだ。

 

 オーラルケア用品では歯周ケア意識が中高年層を中心に高まっており、デンタルフロス(歯間清掃用具)が6.3%増の84億円に伸びそうだとしている。

 

 また、少子化が進む中にあっても子どもに対してコストを惜しまない傾向に助けられ、シャンプーやオイル、UVケア商品などベビー用スキンケア市場も堅調で、今年は0.9%増の117億円が見込まれる。