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【トーホー】山陽電鉄の食品スーパー子会社から店舗資産を取得

 業務用食品卸のトーホー(神戸市)は、山陽電気鉄道(同)の子会社、サンヨーマートから店舗資産を取得する。サンヨーマートは神戸市内で食品スーパー2店舗を運営していたが、2010年12月末で両店を閉鎖した。トーホーは子会社トーホーストアが兵庫県内で食品スーパー45店舗を展開しており、取得した店舗はトーホーストアとして再オープンする予定。

 

 トーホーは不動産子会社を通じて、3月1日付で店舗資産を取得する。サンヨーマートの2010年1月期の売上高は11億円だった。

 

 トーホーは外食向けの食材卸と業務用スーパー「A-プライス」の運営を主体とするが、標準売り場面積が500平方メートルの小型食品スーパー「トーホーストア」も展開。食品スーパー事業の売上高は11年2月期の見込みで293億円となっている。