ファミリーマートはイオンが発行する電子マネー「WAON(ワオン)」での決済サービスを10月13日から導入する。西武鉄道と共同展開する店舗を除く全国約7500店舗でワオンの利用が可能となり、来年1月からはワオンへの現金補充もできるようになる。
電子マネーで大手小売業同士が連携するのは今回が初めてで、ファミリーマートでの導入によってワオンの利用可能店舗は一気に約3万7000店に拡大する。ファミリーマートでワオンを利用した場合も、200円の買い物に付き1ワオンポイントが貯まる。
ワオンの利用件数は月間約2610万件とライバルの「nanaco」(セブン&アイ・ホールディングス発行)に比べて少なかったが、ファミリーマートが陣営に加わったことで10月からは大きく伸びる可能性がある。