日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体がまとめた加盟280社の10月の売上高は7989億円で前年同月比0.9%増、既存店ベースでは1.3%の減少だった。既存店は3ヵ月連続のマイナス。
商品部門別の売上高(既存店ベース)では、全体の約83%を占める食品が1.8%減と振るわなかった。前年に猛暑の影響で野菜の価格が高騰していたことによる反動減もあって生鮮3部門は2.9%減、一般食品は0.9%減だったが、総菜だけは0.5%のプラスを維持した。日用雑貨など非食品は0.3%増だった。
エリア別では北海道・東北が1.9%増と全国7つの地域で唯一のプラスだった。首都圏は2.0%減、東海は2.3%減、関西は2.7%減だった。