イオンリテールは昨年12月のイオンマルシェに続き、3月1日付けでマイカルを吸収合併する。これにより、イオングループの総合スーパー(GMS)事業は本州がイオンリテールに統一され、北海道はイオン北海道、九州はイオン九州がそれぞれ担当する体制となる。
マイカルとの合併に伴って、「ジャスコ」「サティ」の店名は「イオン」に統一される。イオン北海道が旧社名と同じ「ポスフール」の店名で運営する19店舗も「イオン」に変更される。
イオンリテールはマイカルとの合併を機に、現在の地域ごとの4支社(カンパニー)体制を8つに再編、その下に都府県を基本単位とする32の事業部(現行27事業部)を置く。エリアを細分化することで、より地域に密着した運営体制を敷く。
新カンパニーは、東北、北関東、南関東、北陸信越、東海、東近畿、西近畿、中四国の8つで、それぞれに支社長を置く。現在、開発本部にある地域開発部はそれぞれの支社長の下に移管し、店舗の物件開発も地域密着で行う。