「楽天市場」を運営する楽天は6月9日、百度(中国・北京市)との合弁で始める中国でのインターネット・ショッピングモール事業のブランド名を「楽酷天」(らくてん)に決めたと発表した。楽天と、英語のCool(格好いい)に由来する「酷」とを組み合わせた。
楽天は「楽酷天」への出店希望者向けの申し込み用ホームページを開設するなど、同日から中国での営業活動を始めた。今後、北京、上海、広州などの中国主要都市において、出店者募集セミナーを順次開催する予定だ。年内には中国でのインターネット・ショッピングモール事業をスタートさせる。
なお、合弁会社への出資比率は楽天が51%、百度が49%となる見込み。楽天は3年間で総額約43億円を出資する。