地域スーパーを中心とする商品開発機構の日本流通産業(ニチリウ)は6月21日、サッポロドラッグストアー(札幌市)の新規加盟が正式決定したと発表した。サッポロドラッグの加盟によってニチリウグループのメンバーは18社・3生協となった。ドラッグストアの加盟はクリエイト エス・ディー(横浜市)に次いで2社目。
ニチリウは商品や設備・備品の共同購入、「くらしモア」のブランド名で販売するオリジナル商品の共同開発などを行う組織で、取扱高は2009年実績で2523億円。地域スーパーのイズミ、平和堂、オークワなどが中心となって設立され、食品スーパー最大手のライフコーポレーション、生協大手のコープこうべ、コープさっぽろなどが加盟している。
加盟社全体の売上規模はサッポロドラッグの加入によって、3兆411億円となった。