日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の７月の既存店売上高は前年同月比9.5％増と、６月の9.0％増に続いて２ヵ月連続で高い伸びを示した。
既存店の前年比プラスはこれで９ヵ月連続。客数は2.4％増で４ヵ月連続のプラス、客単価は6.9％増で８ヵ月連続のプラスだった。
７月もたばこの値上げと供給回復の効果が続き、非食品が26.1％増（全店ベース、以下同じ）と大きく伸びたほか、月前半の猛暑効果で冷やし麺やソフトドリンクがよく売れ、日配食品は7.1％増、加工食品は0.7％増だった。前月までは自粛ムードの影響が残っていたチケット販売などサービスの売上高も14.3％増と震災前の今年２月以来、５ヵ月ぶりにプラスとなった。