山形県と宮城県で食品スーパーを展開するヤマザワの2010年3月期連結業績は、ドラッグストア子会社のヤマザワ薬品が増収増益と好調だったことなどから、営業利益は前期比1.9%増の22億円と2期ぶりの増益、経常利益は1.7%増の23億円と4期ぶりの増益となった。ただ、売上高の大半を占める食品スーパー事業が減収だったため、全体の売上高も1.7%減の896億円に終わった。期末店舗数は食品スーパー61店舗、ドラッグストア63店舗となった。
ヤマザワ単体では期中にドラッグストア併設型の食品スーパー2店舗を開設したものの、売上高789億円(2.3%減)、営業利益20億円(1.4%減)の減収減益だった。
11年3月期の連結業績については、売上高900億円(0.4%増)、営業利益23億円(1.2%増)の増収増益を見込むが、純利益は21.4%減の9億円となる見通しだ。