イトーヨーカ堂は7月20日から円高還元セールを始めた。円高が進行する現在の局面で仕入れコストの低減が見込める輸入食品などについて、6月の平均価格に比べて2~5割引で販売する。
期間は24日まで。商品は店舗によって異なるが、フルーツや牛肉など約50品目となる。ディスカウントストアの「ザ・プライス」などを除く全国の約160店舗で実施している。具体的な商品は「南アフリカ産 グレープフルーツ」が78円(割引率22%)、「フィリピン産 パイン(角切り)」が298円(同25%)、「イタリア産スピガドーロ(トマト缶)」が88円(同52%)など。
他社に先駆けて円高還元セールを実施することで、客足を呼び込む狙いだ。