日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストア11社の4月の売上高は、全店ベースで6450億円(前年同月比6.5%増)、既存店ベースで5980億円(4.3%増)だった。全店ベースでは2007年7月以来、22ヵ月連続のプラス、既存店ベースでは08年5月以来、12ヵ月連続のプラスとなった。
客単価は572.5円で2.0%減(既存店ベース、以下同じ)と5ヵ月連続のマイナスとなり、3月の0.7%減に比べてマイナス幅が広がったものの、客数が6.4%増(13ヵ月連続のプラス)と大きく伸びた。
コンビニ業界ではタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)による客数アップ効果がほぼ一巡したため、5月以降の売り上げ動向が注目される。