西友はフランス・ボジョレー地方産の新酒ワイン「ボジョレー・ヌーボー」をペットボトル入りで690円(750ミリリットル入り)の低価格で販売する。ボジョレー・ヌーボーの販売は今年は11月18日午前0時に解禁される。西友は昨年、1000円を切る価格でボジョレー・ヌーボーを発売し、人気を集めたが、今年は一段と価格を下げることで昨年比6割増の販売を目指す。
同社は先ごろ瓶入りのボジョレー・ヌーボーを990円と1180円で販売すると発表していたが、その後イオンが750ミリリットル入りを980円と1280円、375ミリリットル入りを500円で発売すると発表。西友の690円ワインはこれに対抗する意味合いがある。
ボジョレー・ヌーボーの一般的な価格は2000円前後となっているが、西友とイオンは低価格品の投入で需要を喚起する。イオンは昨年比65%増の90万本(750ミリリットル入り換算)の販売目標を掲げている。