ローソンはネットスーパー「ローソンフレッシュ」のサービスを8月末で終了する。同社は2017年7月にサービスを開始、生鮮食品や加工食品のほか、成城石井や大地を守る会、らでぃっしゅぼーやのオリジナル商品、産直商品など8000品目以上を取り扱っているが、利用が伸び悩んでいたようだ。配送は首都圏は日本郵便、それ以外の地域はヤマト運輸に委託しているが、物流費の高騰もあり採算が悪化したこともサービス終了の要因と見られる。
ローソンは2018年3月からスマートフォンのアプリで注文した商品をローソン店頭で受け取る「ローソン フレッシュ ピック」を首都圏の一部地域(約220店舗)で始めており、今後は同サービスの普及に注力する。
「ローソン フレッシュ ピック」では、成城石井で販売する食品や食材と調味料がセットになったミールキットなどを販売しており、サービス展開エリアを順次、首都圏全域に広げていく方針。将来的には全国展開も検討する。