ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の11月の既存店売上高は、前年同月比7.9%増と好調を維持、4ヵ月連続で前年実績を上回った。9月の31.6%増、10月の35.7%増からは減速したものの、創業60周年記念キャンペーンなど積極的な販売促進策が客数の7.3%増につながった。客単価は0.6%増とほぼ横ばいだった。新年度に入ってからの3ヵ月累計では、既存店売上高は20.8%増となっている。
そのほかの専門店の11月の既存店売上高は、靴専門店のABCマートが2.5%増と2ヵ月ぶりのプラス、カジュアル衣料のしまむらは5.5%減で2ヵ月連続のマイナス、セレクトショップ大手のユナイテッドアローズは8.4%減(通販を除く)で同じく2ヵ月連続のマイナスだった。