ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の12月の既存店売上高は、前年同月比11.5%増と5ヵ月連続で前年実績を上回った。2ケタの増収は2ヵ月ぶり。ヒートテックやダウンジャケットなどの冬物衣料が好調だった。客単価は1.7%減となったものの、創業60周年記念キャンペーンなど積極的な販売促進策で客数が13.4%増えた。新年度に入ってからの4ヵ月累計での既存店売上高は17.8%増となっている。
そのほかの衣料品専門店の12月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が2.6%増で3ヵ月ぶりのプラス、ポイントが3.5%増でこちらも3ヵ月ぶりのプラスだった。