セブン-イレブン・ジャパンは2011年春をめどにセブン-イレブン各店で「Suica(スイカ)」「PASMO(パスモ)」など交通系電子マネーを利用できるようにする。地域によって利用できる電子マネーが一部異なるが、全国約1万2800店のセブン-イレブンで、交通系電子マネーでの支払いとチャージ(入金)が可能になる。
例えば、JR東日本管内の関東、東北、北信越のセブン-イレブン約6900店舗ではスイカ、パスモのほか、JR北海道の「Kitaca(キタカ)」、JR東海の「TOICA(トイカ)」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」、JR九州の「SUGOCA(スゴカ)」、西日本鉄道の「nimoca(ニモカ)」、福岡市交通局の「はやかけん」が使えるようになる。
セブン-イレブンではこれまで、セブン&アイ・グループの独自電子マネー「nanaco(ナナコ)」を中心に、「Edy(エディ)」「QUICPay(クイックペイ)」「iD(アイディ)」を導入してきたが、保有者の多い交通系電子マネーを使えるようにすることで来店客の利便性を高める。