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【ローソン】価格比較サイト運営会社の筆頭株主に、Eコマース強化

 ローソンは1月28日、価格比較サイト「コネコネット」(www.coneco.net/)を運営するベンチャーリパブリック(東京都港区、柴田啓社長)と資本・業務提携を結んだ。ベンチャーリパブリックの筆頭株主である三菱商事から持ち株を取得、ローソンは同社株の約35%を所有する筆頭株主となる。取得額は約5億8000万円。

 ベンチャーリパブリック社はコネコネットのほか、旅行会社のツアーや航空券などの商品を比較するサイト「Travel.jp」も運営している。ローソンは同社と提携することで、自社のEコマース(電子商取引)事業を強化すると共に、ローソンが参加する企業横断型の買い物ポイントサービス「Ponta」(三菱商事子会社が運営)会員向けのサービスを充実させる。

 ローソンは音楽ソフト販売のHMVジャパンを昨年12月に子会社化したほか、音楽CDの売れ行きランキング情報などを提供するオリコンと資本・業務提携するなどエンタテイメント部門を強化している。今年3月からは組織を3つの事業部門に分け、「エンタテイメント・ECグループ」を国内コンビニエンスストア事業、海外事業と並ぶ柱の一つに位置づける。