千葉県は8月11日、館山市、鴨川市、南房総市の3市17地点で早場米の玄米を分析した結果、放射性物質は検出されなかったと発表した。安全性が確認されたことから、3市の米は出荷可能となった。
千葉県は全国有数の早場米の産地で、県では8月4日の多古町を皮切りに米の放射性物質調査を実施している。今回分析結果が判明した3市以外の市町村については、結果が判明するまでの間は出荷自粛を要請している。
国の暫定規制値は穀類については1キログラム当たり500ベクレルとなっており、この値を下回らないと出荷できないが、千葉県の今回の調査では17地点すべてで放射性物質は検出されなかった。