しまむらは4月21日、ヤングカジュアル「アベイル」と雑貨・ファッション「シャンブル」のEC(インターネット通販)を始める。これにより、しまむらの直営オンラインストアに「ファッションセンターしまむら」「バースデイ」を含めた4ブランドが揃う。
アベイルは、レディース・メンズのカジュアル衣料や靴、服飾雑貨を販売する専門店で、2022年2月期末の店舗数は314店、売上高は前期比10.0%増の544億円だった。一方、婦人ファッションや雑貨、インテリア、服飾雑貨などを幅広く展開するシャンブルの店舗数は102店舗、売上高は13.2%増の132億円だった。
両ブランドのオンラインストアでの販売は21日正午から開始する。注文した商品は、しまむらグループの約2100店舗(ディバロを除く)で、配送料無料で受け取ることができる。自宅への配送は有料となる。
22年2月期のしまむらのEC売上高は28億円、EC会員数は109万人だった。オンラインストアで販売した商品のうち9割が店舗での受け取りとなっており、うち5割の客が来店時に他の商品を購入した。
オンラインストアでの品揃えの拡充により、23年2月期のEC売上高は前期比43%増の40億円を見込んでいる。