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中国卸売物価、8.3%上昇=ウクライナ侵攻影響―3月

 【北京時事】中国国家統計局が11日発表した3月の卸売物価指数(PPI)は、前年同月比8.3%の上昇となった。伸びは前月から鈍化したが、ロシアのウクライナ軍事侵攻に伴う原油相場の急騰などで高水準が続いた。

 統計局の専門家は「地政学的な要因などにより(原油などの)国際価格は上昇基調にある」と指摘した。

 一方、消費者物価指数(CPI)上昇率は1.5%と、前月から伸びが加速。高騰していた豚肉価格の下落が続いたものの、ガソリン価格の上昇などが響いた。