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バローとアマゾン、ネットスーパーの「店舗受取サービス」を開始

バローの看板
注文から最短で約1時間後に、バロー店舗の駐車場または店内で商品を受け取ることができる

 バローホールディングス(HD)とアマゾンジャパンは3月24日、アマゾンのEC(インターネット通販)サイト上の「バローネットスーパー」で注文した商品を最短で約1時間後にバローの店舗で受け取ることができる「店舗受取サービス」を始めた。

 まずは、「スーパーマーケットバロー高辻店」(名古屋市)で同サービスを開始、受取店舗と対象地域を順次拡大していく。同日からサービスを始めた高辻店では、同店から半径約20km圏内の住民が利用できる。

 バローHDとアマゾンは2021年6月から、有料のアマゾンプライム会員向けにバローネットスーパーを始めた。アマゾンのECサイトまたはアプリで、バローの店頭で取り扱っている生鮮食品や総菜、バローのプライベートブランド商品など約8000点の商品を注文でき、アマゾンの配送ネットワークを使って最短2時間で商品を届けるサービスを行っている。

 店舗受取サービスを利用する場合は、「店舗受取」をクリックしてから商品を注文する。受取日時を選択した後、支払いを済ませて注文を確定する。店舗到着の10分前に、注文履歴画面で「お店に向かう」ボタンをクリック、「駐車場受取」または「店内受取」を選択する。駐車場受取の場合は、バローの店舗スタッフが利用者の車まで商品を運ぶ。

 店舗受取のサービス料は100円だが、3000円以上注文すると無料となる。最低注文金額の設定はない(配送サービスの場合は2000円以上)。アマゾンと連携したバローネットスーパーは現在、名古屋市と清須市(一部地域を除く)で利用できる。