ヤマダ電機は、リフォームメーカーのナカヤマの発行済株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
ナカヤマは、リフォームメーカーとして、商品の開発から製造、販売、施工、アフターサービスまで一貫して行うことで、業界外からも注目されている。日本全国に直営店を約100か所、物流拠点を5か所、国内工場1か所、海外工場1か所を展開している。独立系リフォーム専業店の中で全国トップクラスの規模で、住宅改修工事から建築設計管理をし、「暮らしやすく お値段やすく」をモットーに、口コミで広がるような顧客満足度向上に努めている。
ヤマダ電機は新業態「家電住まいる館」の展開を進めている。家電住まいる館は、家電製品のほか、家具、インテリア雑貨からリフォーム、住宅まで住まいのことすべてに対応する「家電と快適住空間｣をトータルに提案する店舗。
完全子会社化により、グループ会社のハウステックとナカヤマが持つオリジナル商品の強みを生かした展開やナカヤマの持つ建材と設備機器の採用を進める。また、新築住宅販売の情報活用やナカヤマの持つ「CG・CADパノラマ＆CGシミュレーションステム」の活用による提案力を強化していく。
なおヤマダ電機は、11月３日に「家電住まいる館YAMADA入間店」（埼玉県入間市）、11月10日に｢同 木更津請西本店｣（千葉県木更津市）と、｢同 鴨宮店｣（神奈川県小田原市）をオープンしている。