MrMaxは、国内の総合小売業として初めて、海上輸送を通じて環境負荷低減に貢献する企業に対して認定される「エコシップマーク」認定事業者に選定されたと発表した。
同社では、自社開発商品を物流センターに一時的ストックし、必要都度店舗に配送し、在庫の効率化を図る目的で、福岡物流センターから埼玉物流センターへの搬送を週3回実施している。
今回の認定は、このセンター間の輸送の95%以上を、博多港から東京港までの海上輸送にすることで、陸上輸送と比べて年間289トン(約65%)のCO2排出量を削減していることが評価された。
「エコシップマーク認定制度 」は、エコシップ・モーダルシフト優良事業実行委員会(国土交通省海事局およびフェリー事業者等で組織)が、陸上輸送に比べCO2排出量とエネルギー使用量を大幅に削減できる海上輸送へのモーダルシフトを推奨することを目的に、海上貨物運送を一定以上利用している荷主・物流業者に対して、「エコシップマーク」の認定を行う制度で、平成20年度から実施している。