2月に期末を迎えた中堅HCの決算短信が出揃ったが、各社とも、苦戦を強いられているもようだ。
ジュンテンドー(個別)の営業収益は前期比で2.9%減となる448億円。営業利益は71.0%増と増益となったが2億円台と低水準のままだ。今期の売上高も微減を予想して447億円を予想する。
ダイユーエイト(連結)は、売上高は412億円と前期比で3.2%増の増収となったが、営業利益は20%以上減益となる10億円に留まった。売上総利益率が0.1ポイント改善して28.4%となったが、販管費率が0.9ポイント高くなり25.9%となったことが影響した。
セキチュー(個別)の2014年2月期の売上高は、2.8%減の357億円。今期もほぼ同額の357億円を予想している。収益面では営業利益、経常利益ともに減益を見込んでいる。
サンワドー(連結)も売上高は1.4%増の316億円だったが、営業利益は28.0%減の6億円の減益。今期は増収増益を果たして回復を目指す。
カンセキ(連結)は、売上高が0.8%増の301億円だったが、HC事業に限ると1.5%減の187億円に留まった。
小型店の出店を2013年度に始めたサンデー(連結)は、2014年2月期の予想を、売上高が2.3%増の480億円、営業利益が0.9%増の12億円を見込んでいる。