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コーナン商事、今季2度目の通期業績予想の下方修正を発表

 コーナン商事は、2013年2月期の通期業績予想を下方修正した。同社は上期決算の発表時にも下方修正を発表しており、今期2度目。売上高は57億円下振れする2725億円、経常利益は16億円下振れする145億円と、減収減益となるとした。同社が期首はじめに発表した予想からは、売上高は109億円、経常利益は25億円下回る。

 同時に発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比で3.4%減の2066億円、営業利益は7.8%減の121億円と減収減益となった。

 売上総利益率は36.4%と前年同四半期比1.1ポイント向上したものの売上高が減少したことにより、売上総利益は0.4%減となった。また店舗数の増加に伴う賃借料、減価償却費などの費用の増加により、販売費及び一般管理費が2.4%増と増加した。

 商品部門別では、ホームインプルーブメント部門は3.3%伸びたが、最も売上高構成比の高い家庭用品部門が8.0%減、カー・レジャー部門が4.3%減だった。