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早くもおせち商戦スタート 楽天が2022年向け早期予約専用ページを開設

楽天グループ(東京都/三木谷浩史会長兼社長、以下:楽天)は、同社の運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」に、2022年のおせち商戦に対応した特集ページ「楽天市場 2022年のおせち特集」を2021年10月1日(金)公開する。それに先立ち、早期予約専用ページ「楽天市場 2022年のおせち特集 早割や早期特典も!」を8月20日(金)に開設した。

早期化するおせち商戦への対応強化

 おせち商戦のスタート時期はこれまで9月頃が一般的だったが、早いところでは8月末から販促を開始しており、年々早期化している。楽天でも早まるおせち商戦に対応し、早期利用者にとってメリットの高いおせち関連商品の販促を開始した。
早割、早期特典を盛り込んだ商品はもちろんのこと、試食をしてみて気に入ったものを購入したいというユーザーの声に応えた「試して安心!お試し・試食用おせち」といった企画も用意されている。

「ネットおせち」を購入するユーザーは増加傾向

 予約から受け取りまで自宅で完結する手軽さから、「ネットおせち」を利用するユーザーは年々増加傾向にある。この事実の裏付けとして、「楽天市場」における2020年のデータを紹介する。

「おせち」をキーワードとした検索数
2020年8月~10月末/前年同期比1.5倍

品名に「おせち」と記載のある商品の流通総額
2020年8月~10月末/前年同期比1.3倍
2020年9月~12月末/前年同期比1.4倍

 このデータから楽天市場ではとくに昨年、おせち商戦の全期間で流通総額が大きく伸びているのがわかる。2020年はコロナ禍による巣ごもりが消費行動に大きく影響し、店舗に足を運ぶ必要のない「ネットおせち」は大きく実績を伸ばした。例年年末年始を海外などで過ごす層が旅行を断念し、どうせなら自宅で良いおせちでもと、新たな需要が生まれた背景も追い風になったと見られている。

コロナ禍で多様化するおせちのニーズへの対応

 コロナ禍において、おせちに対するニーズが多様化している。おせち料理といえば、家族・親戚が集まり多人数で食べるのが通例であったが、コロナ禍では帰省や集合を控え別々に過ごすようになった。少人数で食べるおせち選びでは、いわゆる「定番」にこだわらず、自分が本当に食べたいものを選べるようになる。いつもなら帰省にかけていた旅費を、おせち料理代へ回して豪華にしようと考える消費者も増えたと見られている。
実際に昨年楽天市場では、「お正月は贅沢に」というニーズに対応した高単価な「プチ贅沢おせち」や、海鮮、肉、中華など特定の食材や料理だけが入った「好きなものだけおせち」などが人気を集めた。「一人用おせち」や、故郷の味を楽しもうと「ご当地おせち」を望む声も大きくなると想定でき、おせちのニーズは多様化の一途をたどるであろう。

 実店舗ではこうした細かなニーズ全てに応えるのは難しいが、約3万点のおせち関連商品を取り揃える楽天市場では十分に対応可能である。おせち商戦における、楽天市場をはじめE Cの存在感はさらに高まっていくだろう。

「楽天市場 2022年のおせち特集 早割や早期特典も」
URL: https://event.rakuten.co.jp/toshikoshi/pre/
公開期間:2021年8月20日(金)10:00~10月1日(金)9:59