セブン-イレブン・ジャパンは、クレジットカードでの非接触決済を導入する。6月11日からセブン-イレブン・ジャパンの全国約2万店舗で順次、導入を開始。今秋からは、イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートなどの各店舗にも広げる。
導入するのは、ビザ、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの5ブランドで、ダイナースクラブのみ今夏からの導入となる予定。
日本で普及している電子マネーの多くが通信規格として「FeliCa」を使用しているのに対して、クレジットカードによる非接触決済は海外で普及している「NFC Type A/B」を使う。このため、訪日外国人にとって決済の利便性が高まる。新型コロナウイルスの感染拡大で高まっているキャッシュレス決済のニーズに応える効果もありそうだ。
レジのリーダー(読み取り機)に非接触IC対応のクレジットカードを近づけるだけで決済が可能で、サインや暗証番号を入力する必要はない(一定金額を超える支払いは、暗証番号を入力する必要がある)。クレジット払いだけでなく、デビットやプリペイド決済にも対応する。